出馬を決めた能登地震
都会と故郷の対比
渋谷スクランブルには世界の人々が押し寄せ、朝夕の通勤電車は、サラリーマンや学生であふれて、まさに「痛勤」電車です。東京で暮らしていると、人の多さに圧倒されます。ところが、都会を離れて故郷に戻ると風景は一変します。
子供の数が圧倒的に減っているのです。学制改革(1947年)以降に廃校・統合された石川県の小学校、および分校の数字を一部紹介します。
- 金沢市 63校
- 七尾市 21校
- 小松市 26校
- 輪島市 32校
- 珠洲市 24校
- 加賀市 14校
- 門前町 13校
廃校が語る少子化の波
我が母校、門前町立諸岡小学校も1983年に統合され、2006年には町もなくなっています。数えていきますと、石川県内で戦後、廃校・統合された小学校は300を超えます。
県内にある小学校の数は196校、昨年から5校減少しています。中核都市・金沢市の小学校の数は現在52校。半数以下になったということです。
子供を持つ若い家族が少ないため、小学校が統廃合される。やがてその町が消える危険性があります。過疎化の進む能登半島に、昨年一月一日大きな震災が襲い、その爪痕は今も深く残っています。過疎化と震災は、能登の人びとにとってダブルパンチです。
能登地震の衝撃
変わり果てた故郷の光景。疲れ果てなすすべなく途方に暮れる住民の悲しみを目にした時、果たして自分に何ができるのか――。妻と話し合い、地元の友人たちと議論を重ねてきました。その結果、自分は人生の最後に、自らの経験を活かして政治の道を進んでみようと決断した次第です。